
シンフォニア
シンフォニアは、『カンタパラミ』に登場する国内最大の人気を誇るアイドルユニット。
1年おきに新人オーディションをおこない規模を拡大し、生涯現役を誓った。ソロアーティストの時代にのまれ、衰退している。現在残っているのは5人のみ。
2008年、CDの売上激減により20人近くいたシンフォニアメンバーのほとんどが脱退し、解散の危機に陥ったが、プロデューサーがグループ再生をかけてオーディションで5名を選出。最年長の13歳のオモトをリーダーとして再スタートした。
概要

オモト(万年青)、李(スモモ)、牡丹(ボタン)、ソテツ(蘇鉄)、アザミ(薊)から成り、各メンバーの性格と植物の名前とその特徴が一致している。また名前は見た目の問題で漢字であるメンバーとカタカナであるメンバーに分かれている。
年齢は2017年現在。
・オモト/22歳。デビュー当時13歳。リーダー。江戸時代から流行を繰り返している植物の名で、シンフォニアの流行は時代を経て復活することを彼女に託している。面倒見がよく姉御肌だが、責任感が強いあまり、うまくいかないことがあると泣いてしまうこともある。そこに人間らしさがあると評価されリーダーを任された。
・李(スモモ)/21歳。デビュー当時12歳。いつも元気な彼女には、身体にいい酸味のある名がいいとされ名づけられた。あだ名は「アミノ酸」。
・ソテツ(蘇鉄)/21歳。デビュー当時12歳。鉄を打ち込むとそれにより蘇るということから名づけられた。鉄は褒め言葉を意味しており、褒めると誰よりも頑張るからである。
・アザミ(薊)/21歳。デビュー当時12歳。トゲのあるイメージの植物の名。たまにトゲがある=毒舌であり、それがファンにウケている。本音だとしても、飾らず人間味があってよいという声は多い。
・牡丹(ボタン)/最年少。19歳。デビュー当時10歳。小柄で愛らしく、5人並ぶとまるでそこにボタンが咲いたようだということから名づけられた。内外ともに非常に人気のあるメンバーだったが、原因が不明の「けいれん性発声障害」で声がほとんど出なくなり、解散の危機に陥った。それを知った永遠がボタンに会い「声がなくてもあなたがいるだけでほかの4人は輝ける」と励まし、シンフォニアは解散を取り下げ、存続した。その後は手話を習った。その年、シンフォニアはボタンも登場する新曲のプロモーションビデオを発表、歌は4人のみとなったが、シンフォニアの名をタイトルとしたシングル「シンフォニア」が彼女らの最高記録となる30万枚を売上げて大ヒットとなった。そのためシンフォニアと永遠の関係は強い。
評価
代表歌/シンフォニア
評論家は「友情を歌ったものだが、永遠に向けた感謝の意味が色濃く描かれている。いつもは固い結束で守られていると全員が信じているが、いつかその糸が切れてしまいそうになったとき、救ってくれる唯一の存在、白神永遠に対する感謝と友情の証を歌ったものだ。永遠に向けた彼女たちのラブレターであり、誰も評価することができない領域である」と評した。