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今井未来

今井未来(いまいみらい)は、『カンタパラミ』に登場する株式会社ラピッドの歴史的女性歌手。

概要

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本名。38歳。独身。若い頃はラブソングのみで女王の座を射止めた。ラピッド所属で人気作曲家だった一樹とコンビを組み、今井が作詞、一樹が作曲を担当。最強コンビと言われたふたりだったが、一樹の浮気が原因でマスコミに追い詰められた今井は女王の座から降ろされる。作曲家が交代したことで今井の魅力を最大限に引き出すことができず、売上は2割減となり、時間の経過とともに過去の人という印象が強まってくる。だがちょうとその年、ラピッドのひとり娘とも言える白神永遠のデビュー曲が大ヒット。新女王として迎えられることとなる。ライバル会社のグライスが設立後、国内はラピッド一強ではなくなり、ほぼ互角の勢力図となっている。

略歴

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学生の頃は普通の音楽好きの少女だった。高卒後、当時音楽界の頂点の座にいたレコード会社ラピッドに憧れ、オーディションを受け入社。

飾らない歌詞と若さ溢れる明るい癒し声が人気となり、若い女性を中心に大ブレイク。そんな今井と初対面した幼かった永遠は、今井と会話し、歌手を目指す決意をしたと語っている。あるとき今井は、当時ラピッドでペアを組んでいた作曲家、一樹と相思相愛になる。今井の詞は一樹の曲なしに完成しない。そしてその逆も。運命の出会いとも言えるふたりだった。一樹との恋は彼女の歌にも影響を与え、この頃から他の歌手を寄せ付けない「ラブソングの女王」と呼ばれるようになる。一樹とは密かな恋人同士で将来を約束しあったが、一樹が自分の曲を提供した女性歌手と酒のせいで関係を持ってしまい、それがスキャンダルとして報じられ、一樹は今井を裏切った罪悪感から逃れられず退社する。今井はスキャンダルの女王とも呼ばれるようになり、女王の時代が終わる。一樹は最愛の女性の人生を台無しにした罪悪感から引きこもり表舞台から姿を消していたが、グライスが彼を拾い根強く交渉し再起させた。ラピッドの白神永遠の元恋人がグライスの社長、今井未来の元恋人の一樹がグライスの作曲家という、ラピッドの内戦にも見える構図である。今井が一樹のことをいまどう思っているかは誰にもわからない。ファンらはスキャンダルについて様々な意見を持っているが、多くは復縁を期待している。今井は世界の歌手の頂点を決める祭典・サミットコンクールに日本代表として出場歴がある。その際、世界1位のリズと交流が生まれ、文通で交流を持っているため、リズから認められた歌手として世界から注目されている。サミットランキング最高順位は9位。白神永遠との関係については、ライバルとは思っておらず、自分の娘のように見守っている。永遠の方だが、今井のスキャンダルについてマスコミに聞かれた際に「今井さんのどこが悪いのですか?」と一蹴している。また、少女期から今井を尊敬していると何度も発言しており、良好な関係にあるようだが、今井の根強い人気に対してのライバル心はあるようだ。 

楽曲

アンカー 3

今井未来が一樹と組んでいた頃の代表曲でラブソング。恋には亜空間のように物理的法則はなく可能性そのものだという詞。彼女の2次選考は描かないためオリジナル曲は登場せず、彼女が歌うのはこの曲のみ。作曲は一樹。

評価

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評論家は、「代表曲の『亜空間』は通常の物理法則が通用しない空間のことであり、それは恋を意味している。彼女の歌唱力は上の中だが、想いを歌で表現する姿と力は国内随一で、永遠が新たな女王になったいまでも、その点では永遠をも凌いでいる。一歩も動かずただ歌う姿を見るだけで人は癒される」と評した。

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