Landscape
景観と暮らし
標高2500m以上の寒冷地にある西国・タトゥーパの村は4つ(農業・果物・肉・飲み物の村)に分かれている。
毒に侵された世界で、ユニコーンの結界により生き延び、家畜・養蜂・農業を主としている。
石造りの家々でメソポタミアの食文化を大切にしながら、生きる希望や目的を探しているのである。
Curriculum
学校の授業
村の結界内で最も高い場所にある学校と教会は子どもたちの人気スポット。
学校では低学年と高学年にわかれ、以下のように学んでいる。
祈り
8象への祈りの歌
各象へ歌をおくることで
島の安全を願う
人が祈ることで力を増すという8象への祈り
学ぶ
現況に対応する知識習得
【知識編】
基本的な学習能力育成(算数、読み書き等)
歴史(現在に至るまでの世界史)
他国&他村=西国の4つの村)との関係
世界の状況(地理、毒等)
【生活編】
村のルール
鉱石について
薬について(作り方等含む)
天候の知識
奉仕
午後から卒業後のための実習
農業、キルト製作、ワイン製造、
料理、屋内栽培等
授業前
8;00~8;30
祈りについて(神聖だから授業として考えない)
8象の歌を歌い、祈りについて学ぶ。
村のルール(1時限目)
8;40~9;20
村の現状について報連相。
村のルール(毒のことも含める)を学ぶ。
算数・読み書き(2時限目)
9;30~10;00
加減乗除・小数点・割合。
多国籍な村であるため、多くの人と会話ができるようにならなければいけない。
最も多い言語はやはり英語である。逆に、移住者の子には現地語の基本も教える。
移住者、原住民、双方が互いの基礎会話についていけるよう学ぶ。
天候・鉱石・薬(3時限目)
10;10~11;00
毒の影響で変わってしまった天候。
火の象の力が宿るとされる火山の石である鉱石は賢者の石ともいわれる万能石。
病院がなく高度医療がない村では薬草など薬は必需品である。
高学年は、薬の作り方、鉱石の効能実験・研究をおこなう。
歴史・世界の状況(4時限目)
11;10~12;00
いまや滅んだ世界。だが希望は持たせなければならない。
1日置きに高学年が教える。空いた日は教師が不足を補う。
これによって高学年の理解度を確認。交流の授業ともなる。
グループ実習(5時限目)
12;10~13;00
1日置きに高学年とともに。キルト製作や個人相談などすべてが自由。
交流を深める時間。
その後、帰宅し自宅で昼食(食材貯蔵量次第では昼食がない日もある)。
食事後、奉仕体験へ各自向かう。
あらかじめ決められていた場所で夕方まで体験。
・ワイン製造手伝い
・農作物の手伝い
・屋内栽培(自宅)
・トロッコでの荷物運び
・郵便担当である8人の少女のひとり「フリージア」とともに郵便配達
(村の配置をよく覚えていない年少者)
・キルト製作→隣人、自宅のほか、移住者でありキルトが得意な「キルトばあちゃん」の自宅が人気
・村の掃除
・料理修行(料理が得意な家庭が担当)